複雑な形にカットしたい。穴をあけたい。折り目をつけたい。ミシン目をいれたい。

トムソン加工で1枚の紙を様々な形状に仕上げます

正方形・長方形以外の形のほとんどはトムソン加工で仕上げることができます。

チラシやパンフレットなど 通常の印刷物は、角が90度の正方形・長方形のものが大半を占めていますが、それらの印刷物は抜き型(木型)を使わず「断裁」という手法で仕上げています。それに対し、商品タグ・箱類・台紙・ポップなど 、穴が開いているもの・角が丸くなっているもの・切り込みが入っているもの・折筋がはいっているものは、「トムソン加工」という技術で、専用に作られた抜き型(木型)を使用して印刷物を抜き、仕上げています。子供の頃の雑誌の付録によくあった、1枚の厚紙を切り取って、谷折り・山折り、貼り付けして組み立てる...これもトムソン加工により、厚紙にいろいろな「抜き」や「折り目」を入れています。


トムソン箱ができあがるまで

木型の作成

初回、必ず作成が必要です。

製作数に合わせて、1丁~数丁の木型を作成します。

形状の複雑さや丁数によって木型の価格が変わります。

トムソン加工

木型を使って1枚ずつ抜いていきます。

この時点ではまだ平面です。

貼り加工

トムソン箱の最終工程です。

キャラメル箱や地獄底タイプの箱は側面の1ヶ所、ワンタッチタイプはさらに底面も糊付けをします。